医療アートメイク
1 医療アートメイクについて
アートメイクは医療行為です。
医師または医師の管理のもと専門知識・技術を習得した看護師・准看護師が医療施設において施術をすることが法律で定められています。
当院では、医師の管理のもと看護師が施術を担当いたします。
また、当院の施術者は、医療アートメイクの技術者養成校「国際資格PhiAcademy」及び「一般社団法人日本メディカルタトゥー協会」で技術を習得しています。それぞれのアーティストとしてのディプロマを保有しており、高い技術力で施術の提供が可能です。ご安心して施術を受けていただけます。
2 最上クリニックが提供する医療アートメイク
クオリティを重視し、お客様一人ひとりに合わせたデザイン、カラー、技法をご提案させていただきます。お客様のご希望のデザインやカラー、お悩みをお聞きした上で満足していただける完成度をご提供いたします。
3 医療アートメイクとは
皮膚のごく浅い部分(表皮)に専用のニードル(針)で色素を浸透させ、定着させる施術です。
1回目の施術で濃く、太く色素を入れてしまうと修正できないことや、肌質や生活習慣によって定着具合に個人差があるため、1回目の施術は60%程度の完成度で仕上げ、2回目の施術で肌のターンオーバーにより退色した部分の色調、色ムラの調整を行いながら完成させます。
施術の回数は表皮のターンオーバーがあるため、1回目の施術より3~4週間あけて2回行います。
よく刺青やタトゥーと同じと思われますが、刺青やタトゥーは真皮に着色するため半永久的に残り、色やデザインを変える事はできません。
一方、医療アートメイクは表皮に着色するため、新陳代謝、肌のターンオーバーの繰り返しで薄くなっていくというのが特徴です。
個人差はありますが持続期間は2~3年で、肌質や体質、性別やライフスタイルによって前後します。
メイクの流行や経年によるお顔立ちの変化に柔軟に対応でき、定期的にメンテナンスを行うことで常に綺麗な状態を保つことができます。
医療アートメイクは「数年で薄くなるメイク」ですが、加齢によるお顔立ちの変化や、メイクの流行りに合わせてデザインや色を変える事ができるため、メイクが苦手な方、メイク時とすっぴんの時の差が気になる方、加齢で眉毛が薄くなった方、スポーツや花粉症などでお化粧が崩れやすい方などに根強い人気の施術です。
禁忌、注意が必要な方
禁忌
血液感染症、血友病、貧血、血栓症、抗凝固剤内服中
自己免疫疾患、施術部位の皮膚疾患(ほくろ、黒色腫など)、重度の金属アレルギー、ケロイド体質、心臓病、重度の糖尿病、局所麻酔アレルギー、妊娠中・授乳中、緑内障(アイライン希望の方)
注意が必要な方
金属アレルギー、高血圧、ステロイド剤内服中、施術部位に皮膚炎・ニキビ・傷のある方
スケジュールの調整が必要となる場合がある方
- 美容施術を受けられる方:眉や目元に赤みや腫れなどのダウンタイムが出ている場合は施術を行うことが出来ません。
- ボトックスを受けられる方:ボトックスの効果は約1~2週間かけて徐々に安定してきます。効果が安定した2週間以上経過してからの施術をおすすめしています。
- 脂肪注入を受けられる方:施術の際におでこや頬を強く押さえる事があるため、移植脂肪が安定してから(注入後2~3か月)の施術をおすすめしています。
- 結婚式や旅行などの大切な予定のある方:施術後約1週間は色が濃く見えるなどのダウンタイムがあります。また眉メイクは1週間以降から可能となります。
医療アートメイク施術に関する詳細&注意事項
色素について
医療アートメイクの発色は、使用する色素と人それぞれの皮膚の色が重なって見えるため、同じ色を使用しても見える色には個人差があります。一人ひとりカウンセリングをした上で、お肌の色味や好みに合ったカラーを再現していきます。
色素でのアレルギーは遅延性のため、アレルギー症状が数週間~数年後に発症することがありますが、当院が使用する色素はアレルギー性の低い原料から作られているため、アレルギーを起こすことは極めて稀です。(※遅延性アレルギーに対してのパッチテストの有用性はありませんが、ご希望があればパッチテストをすることは可能です。その場合、当日の施術は延期になります。パッチテスト代金3,300円となります。)
医療アートメイク施術後のMRI検査について
色素に酸化鉄が含まれるため、発熱や火傷を引き起こすリスクはゼロではありませんが、可能性はごく稀です。ほとんどの場合検査に支障が出ることはありません。検査を受ける際は、事前に医療機関へ伝えていただくようお願いしています。検査中に万が一、熱感が出る場合は検査を一旦中止し、アイスノンなどで冷やしながら再検査を受けてください。
麻酔について
クリーム麻酔やジェル麻酔を使用し、痛みを軽減させて施術します。痛みを確認しながら施術しますので、痛みに弱い方もご安心ください。
衛生面について
医療アートメイクの施術において直接肌に触れるものは、全て滅菌または使い捨てとなっていますので安心して施術を受けていただけます。
施術前の注意事項
施術当日のメイクについて
眉
- お好みのデザインを確認させていただくため、普段のメイクで来院してください。
- 施術前にメイクを落とすのでティントなどの落ちないメイクは避けてください。
アイライン
- 施術当日はアイメイクやまつ毛エクステ等は落とした状態で来院してください。
- 施術中コンタクトは外していただくためケース、眼鏡等の準備をお願いします。
施術後の注意事項
- 当日は直接手で触れないようにし、前髪なども触れないようにしてください。
- 施術当日はシャワー程度にしていただき、長風呂、サウナ、飲酒や激しい運動も控えてください。
- 当日から1週間は施術部位のバリア機能が低下します。感染性のウイルスや雑菌(ヘルペス等)に触れないようにしてください。
- 洗顔は普段通りで構いませんが、施術した部位にクレンジング剤や洗顔料、メイクアップ化粧品等が付着しないようアートメイク部分をなるべく避けてください。
- 施術後から約1週間は実際に定着するよりも濃く感じられますが、数日で表面の角質が色素と共に剥がれ落ちて薄くなります。色ムラの原因になりますので、めくったり擦ったりせず、自然に剥がれ落ちるのをお待ちください。
眉
- デリケートな皮膚を保護するために軟膏を3~5日、入浴後と朝晩の洗顔直後に清潔な綿棒で薄く塗布してください。
- メイクは角質が完全に剥がれ落ちた後(約1週間)にお願いします。
- 赤み、腫れ、かゆみ、痛みなどの症状が出た場合は、速やかにクリニックにお問い合わせください。
アイライン
- 数日目頭に目やにのように黒い色素が付着しますが、浸透しきれていない色素の残りですので綿棒などで優しく取り除いてください。
- まつ毛エクステ、まつ毛パーマ、アイラインメイクは角質の剥がれ落ちた後(約1週間)にお願いします。
- コンタクトの着用は1週間後以降にお願いします。
- 数日しても腫れが引かない、痛みが続き目やにで目が開かないなどの症状が出た場合は、速やかにクリニックにお問い合わせください。
4 施術メニュー
アイブロー(眉)
眉尻から眉頭にグラデーションをかけることでアイブローパウダーのような仕上がりになります。
眉毛の毛量がある方でも施術可能で、ふんわり柔らかい印象に仕上がります。
眉毛を一本一本再現する技法です。自毛を活かしながら毛を描くため自然な仕上がりになります。無毛症の方や毛の薄い方におすすめです。
眉毛を一本一本再現した上で、毛の隙間にシェーディングをかけパウダー状に色を埋める技法です。より立体的な仕上がりになります。
アイライン
まつ毛とまつ毛の間のインラインを埋めます。目の形やバランスで太さをアレンジするので、目の形を綺麗に見せることが出来ます。
5 症例写真
アイライン
6 アートメイク料金
- 初回診察代2,200円
- パッチテスト代3,300円(希望者のみ)
※表示は税込価格です。
1回目 | 2回目 | |
眉毛パウダー | 60,500円 | 49,500円 |
眉毛3Ⅾ(毛並み) | 60,500円 | 49,500円 |
眉毛4D(毛並み+シェーディング) | 71,500円 | 60,500円 |
アイライン(上or下) | 33,000円 | 22,000円 |
アイライン(上下) | 55,000円 | 44,000円 |
7 アーティスト紹介
最上 多久美
国際資格PhiAcademyにて
- PhiBrowsアーティスト取得
- PowderBrowsアーティスト取得
一般社団法人日本メディカルタトゥー協会にて
- ディプロマ取得
最上 彩希
国際資格PhiAcademyにて
- PhiBrowsアーティスト取得
一般社団法人日本メディカルタトゥー協会にて
- ディプロマ取得