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ホルモンバランスとエイジングケア

70種類以上ものホルモン。バランスを整えるのが大切

エイジングケアのためにはホルモンバランスを保ち整えることが大切です。
ホルモンは、体内にある細胞でしか作られない化学物質で、70種類以上存在し、体内の様々な部分より生産され、必要な刺激に応じ分泌されます。

ホルモンの成分は大きく2種類あります。

一つは、アミノ酸を原料とする甲状腺ホルモンやアドレナリンなどで、もう一つは、非たんばく質を原料とする、卵巣や副腎皮質から分泌される性ホルモンです。

このホルモンの働きは、代謝の調節を行い各細胞や器官の働きをコントロールするもので身体の健康を考えるエイジングケアにとって重要な意味を持ちます。

美肌のカギ「女性ホルモン」と「成長ホルモン」

美肌に影響大

女性特有のホルモン「エストロゲン」は、肌の新陳代謝を促進してシミやシワなどを防ぐ作用があります。
別名「美肌ホルモン」と呼ばれるくらい、肌の若さにとって守護神のような存在です。
月経後や出産後は、エストロゲンの分泌が盛んなため、肌もみずみずしく綺麗になります。

妊娠・出産のホルモン

もう1つの女性ホルモン「プロゲステロン」は、排卵から生理前にかけて多く分泌されます。特に妊娠、出産時にはピークになります。
皮脂の分泌が多くなってニキビや肌あれが起きやすくなるので、「プロゲステロンは美肌の敵!」と思いますが、2つのホルモンがバランスを取りながら機能することで、女性らしさを保つポイントになります。

30代後半からのホルモン

女性ホルモン「エストロゲン」と「プロゲステロン」は、年齢と共に減少していきます。
卵巣から分泌される女性ホルモンは、妊娠・出産のためのホルモンなので20代の頃にもっとも多く、30代後半から減り始め、
40代になると急激に減少します。

美肌のカギ

脳下垂体から分泌される成長ホルモンは、肌の新陳代謝を活発にします。
成長ホルモンは10代まではさかんに分泌され、身体もどんどん成長します。
身長は17歳位で止まりますが、肌は30代位までゆっくりした速度で新陳代謝が行われます。コラーゲンも新しく生まれ変わり、
40歳位になると、10代の頃と比べて4分の1程度しか分泌されなくなるので、新陳代謝も衰え、肌老化も進行します。

良質な睡眠、運動、食事で、女性ホルモンをキープ!

エイジングケアに関係の深い「女性ホルモン」や「成長ホルモン」は、加齢のほかにストレスや疲れ、睡眠不足など、生活習慣が乱れると分泌のバランスが乱れてしまうこともあるので要注意。

特に、肌老化の予防のために、質の良い睡眠をとることは、ホルモンバランスを整えるうえで大変重要です。 理想的なのは8時間以上の睡眠。
最低でも6時間以上の睡眠は確保するようにしましょう。

食事内容や就寝の時間に気を配って規則正しい生活を心がけることが、自律神経を正常に働かせ、ホルモン分泌を正常に行なわせる一番の方法です。

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