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CO2レーザーによるいぼやほくろの除去

CO2レーザーとは?基本的な仕組み

CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)は、10.6μmの波長を持つレーザー光を利用した治療法で、皮膚の蒸散や切開を行うことが可能です。特に、いぼやほくろの除去に適しており、高い精度で皮膚組織を削ることができます。
このレーザーは水分に吸収されやすいため、皮膚の水分をターゲットとして組織を蒸散させ、周囲の組織へのダメージを最小限に抑えながら治療を行います。

CO2レーザーの特徴

高い精度 正常な皮膚を傷つけずに不要な組織だけを取り除くことが可能
止血効果 血管を同時に凝固させるため出血がほとんどない
短い施術時間 数分から10分程度で治療が完了
痛みが少ない 局所麻酔を併用することで、痛みを感じにくい

CO2レーザーがいぼ・ほくろ治療に最適な理由

いぼやほくろは良性の皮膚腫瘍であり、多くの場合、外科的切除や液体窒素療法で除去されます。しかし、これらの方法では再発のリスクが高かったり、痛みを伴うことがあります。
CO2レーザーによる治療は、皮膚に最小限のダメージを与えながら、正確に不要な組織を除去できるため、次のようなメリットがあります。

CO2レーザーでのいぼ・ほくろ除去のメリット

  1. 痛みや出血が少ない:レーザーによる熱凝固作用で止血されるため、術中・術後の出血がほぼありません。
  2. 傷跡が目立ちにくい:通常のメスによる切開と異なり、レーザー治療では縫合が不要で傷跡が残りにくい。
  3. 再発のリスクが低い:ほくろの根元までしっかりと除去できるため、再発のリスクが少ない。

CO2レーザーの施術の流れ

CO2レーザーによるいぼやほくろの治療は、以下の流れで進みます。

①カウンセリング・診察

医師が皮膚の状態を診察し、治療の適応を判断します。ほくろの場合、悪性の可能性がある場合は病理検査を行うこともあります。

②麻酔処置

局所麻酔を使用し、施術中の痛みを最小限に抑えます。痛みが心配な方も安心して受けることができます。

③レーザー照射

CO2レーザーを用いて、いぼやほくろの組織を蒸散させます。照射時間は1つの部位につき数十秒から数分程度です。

④施術後のケア

施術後は軟膏を塗布し、保護テープを貼ります。1週間程度でかさぶたが形成され、自然にはがれます。

⑤アフターケアとダウンタイム

  • ダウンタイムは約1週間程度。
  • 赤みが続く場合は1か月ほどかかることもあるが、徐々に目立たなくなる。
  • 紫外線対策をしっかり行い、色素沈着を防ぐことが重要。

CO2レーザーのリスクと注意点

CO2レーザー治療は安全性の高い施術ですが、いくつかのリスクも考えられます。

施術後のリスク

  • 赤みや腫れ:通常は数日で落ち着くが、肌質によっては長引くこともある。
  • 色素沈着:紫外線対策が不十分だと、色素沈着が起こることがある。
  • 瘢痕(はんこん)形成:深いほくろや大きないぼの除去後は、傷跡がわずかに残ることがある。

注意すべき点

  • 施術後は保湿ケアをしっかり行う
  • 紫外線を避ける(SPF50以上の日焼け止めを使用)
  • かさぶたを無理に剥がさない

当院のCO2レーザー治療について

CO2レーザー治療は医療機関でのみ受けられる治療法です。美容皮膚科や皮膚科のクリニックで導入されていて、新しい機種では施術時間の短縮や、より精密な照射が可能になっています。

当院で使用しているCO2レーザー「UAL3000DP」

当院では、CO2レーザー機器「UAL3000DP」を導入しています。この機器は、以下の特徴を持っています。

  • 最短90μsの超短パルスモード搭載:より精密な照射が可能
  • 2種類のハンドピース(50mm / 100mm):いぼやほくろのサイズに応じた治療ができる
  • 30Wの高出力:短時間で効果的な治療を実現

このような比較的性能の高い機器を用いることで、患者さんの負担を最小限に抑えながら、安全で確実ないぼ・ほくろ除去が可能です。

UAL3000DPについて詳しくはこちら

ほくろやいぼの除去についてはぜひ当院にご相談ください

CO2レーザーは、いぼやほくろの除去に最適な治療法であり、傷跡を目立たせずにきれいに除去できるメリットがあります。当院ではCO2レーザー機器「UAL3000DP」を導入し、患者さんのニーズに応じた治療を提供しています。

いぼやほくろが気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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