血液バイオフォトセラピーとは
専用の機器を用いて、採取した血液に殺菌効果の高い紫外線C波を照射し、それを体内に戻す治療法(酸化療法)です。血液紫外線照射療法(Ultraviolet Blood Irradiation:UVB)ともいいます。
片頭痛や急性のウィルス性の疾患には効果を発揮します。
オゾン療法との違いについて
全身の酸素化や末梢血流の増加に関しては、血液バイオフォトセラピーの方が効果的です。また施術直後の体感の面で評価した場合に、オゾン療法よりも優れています。ただし、治療の持続効果はオゾン療法から比べると少し短い場合もあります。急性のウィルス性の疾患や気管支喘息には効果を発揮しています。
こんな悩みを持つ人に
- 片頭痛や慢性疲労
- 各種の感染症・ウイルス性疾患
- 各種のがん
- 気管支喘息やCOPD
- 貧血・B型肝炎
- 動脈硬化
- リウマチ
- 糖尿病・C型肝炎・冷え性・繊維筋痛症・食中毒・脳梗塞や心筋梗塞の後遺症・エイズ
治療方法
1.血液を専用ボトルに採取します。
2.血液採取開始と同時に、血液バイオフォトセラピー専用の紫外線照射器で1回目の照射を行います。
血液が約100~150ml採取し、ボトルから血液を体内に戻します。この時2回目の紫外線照射を行います。
個人差もありますが、1回の治療でも十分に効果がでることもあります。
治療回数を重ねるごとに、効果が延長します。健康維持、老化予防には、最初の1ヶ月は1~2週間に1回、以降は月1回の治療が目安です。
治療費
初診時に、G6PD検査(血液検査、4,400円(税込))が別途必要です。また、当院を初めて受診される方は初診料2,200円(税込)が別途必要です。2回目以降、診察料は不要です。全額自費になります。
治療費 | 16,500円(税抜価格) |
受けられない方
- 甲状腺機能亢進症
- G6PD欠損症
- 出血傾向の方
- 重度の光線アレルギー、ポルフィリン症
- 妊婦
副作用と施術リスク
日本では認知度は低いものの、血液バイオフォトセラピーは70年の長い歴史を持っている中で、問題になるような副作用は報告されていません。使用する抗凝固剤(クエン酸ナトリウム)によりしびれなどの症状が出ることがありますが、副作用を気にせず、治療を受けていただいて、大丈夫です。
(日本酸化療法医学会掲示:2018年5月21日)
ダイナミックフォトセラピー(オゾン療法+血液バイオフォトセラピー)
ダイナミックフォトセラピーとは、オゾン療法と血液バイオフォトセラピーの併用療法です。
オゾン療法や血液バイオフォトセラピー単独で、充分な体感や治療効果が得られない場合、両方の治療効果を得たい場合に行います。
オゾン療法を3回程行った人が対象となります。
治療費 | 25,300円(税込) |
副作用と施術リスク
オゾン療法、血液バイオフォトセラピーともに、問題になるような副作用は報告されていませんが、次のような副作用が起こることがあります。
- オゾンの投与量が過多であった場合の副作用:施術後にだるさを感じることがあります。このだるさは、特別な処置をしなくても、約12〜24時間程度で改善されます。
- 使用する抗凝固剤(クエン酸ナトリウム)による副作用:しびれなどの症状が出ることがあります。
(日本酸化療法医学会掲示:2018年5月21日)