プラセンタ(ヒト胎盤エキス)療法
スポーツ選手や俳優など世界的にも注目される療法
若々しい長寿を楽しむためには
老化は自然界では避けられないこと。
しかし、分子生物学、免疫学、遺伝子工学などの進歩により、老化のメカニズムは徐々に解明されつつあります。
永遠の命までは不可能でも、ハツラツと若々しく長寿を楽しむことはできるようになってきました。
理想的な抗老化物質のライブラリー「胎盤」
人は歳を取ると、成長ホルモンなどのホルモン分泌、そして免疫力や代謝などが低下します。
したがって、「若返り(抗老化)」には、これらの低下を補う治療が行われます。そこで、脚光を浴びているのが、 「胎盤」を用いる療法「プラセンタ(胎盤エキス)療法です。
「胎盤」には、胎児が育つために必要な各種アミノ酸、ビタミン、ミネラル、酵素などを豊富に含んでおり、細胞の増殖・ 再生を調整する「細胞増殖因子」や自然治癒力や免疫力を高める「サイトカイン」というタンパク質を合成・分泌しています。
言うなれば、「胎盤」は、最も理想的なエイジングケア物質のライブラリーと言えます。
プラセンタ(胎盤エキス)療法とは
プラセンタ(Placenta) とは胎盤 のことです。 胎盤は、1個の受精卵からおよそ10ヶ月で60~70兆個まで細胞を増殖させ、胎児を成長させる臓器です。
従って、胎児細胞の成長に必要な様々な栄養成分や活性物質が含まれており、胎盤の薬効は古くから注目されていました。
胎盤は、古くから「若返り」の秘薬として知られ、クレオパトラ、楊貴妃、マリー・アントワネットなど美貌を保つために愛用していたと言われています。
1950年、日本で初めてヒト胎盤エキス(プラセンタ)を抽出した注射薬が医薬品として作られ、そのプラセンタを用いた治療(プラセンタ療法)が病院で安全に 行われるようになりました。
プラセンタに含まれる「細胞増殖因子」により老化して弱った細胞を活性化し、「サイトカイン」により免疫力の高い状態に戻すことができます。
この「若返り」により、バランスの良い健康な身体を維持し、快適な生活を送ることができます。
このプラセンタ療法は、最近では、花粉症、アレルギー性鼻炎、気管支喘息、アトピー疾患、高血圧、糖尿病などの生活習慣病、関節リウマチ、腰痛、肩こり、 そして慢性胃炎、胃潰瘍、さらには、シミ、美白などの美容面や疲労回復まで、様々な効果があることもわかって来ました。
この効果から国内外問わず有名な政治家、俳優、スポーツ選手までもがプラセンタ療法を行っています。
プラセンタ療法について
プラセンタ・エキス療法(プラセンタ療法) とは、いろいろな疾患に胎盤より抽出された成分(ヒト胎盤繊毛分解物の水溶性物質)を注射する治療法です。
プラセンタ4本ほかを皮下注射、点滴注射、あるいはツボ注射を行います。
症状が強い場合は、東洋医学でいう経穴(ツボ)に注射をすると効果的です。
※ツボは、自動電子針治療器(写真右)でその位置を確認します。
最初の1ヶ月間は週1回で、その後は月2回の割合で注射をします。
※主な副作用として、注射部位が赤く腫れることなどがありますが心配いりません。
保険の適応がなく、全額自費になります。プラセンタ療法1回の治療費は、次の通りです。
尚、初診の方は診察料として2000円(税抜価格です)が別途必要です。
治療費
注射方法 | 注射内容 | 治療費 |
皮下、筋肉注射 | プラセンタ 4本、ビタミンB12 | 2,500円 |
ツボ注射 | プラセンタ 4本、ビタミンB12 | 3,500円 |
点滴注射 | プラセンタ 4本、ビタミンB1・B12 | 3,500円 |
点滴注射 | プラセンタ 4本、ビタミンB各種、C、亜鉛、カルシウム等 | 4,000円〜4,500円 |
(税抜価格です)
プラセンタ内服薬
注射が嫌いな人には、健康食品ですがプラセンタ内服薬もあります。 一般に、これらはヒトの遺伝子構造に似ているブタの製品ですが、注射薬と同様にプラセンタの含有量が高いものほど効果があります。
ラエンネック・ポーサインPO(左写真)は、注射薬と同じ製造方法でブタのプラセンタから有効成分だけを抽出した、100%のプラセンタ・エキスが使われています。
1日3カプセルで、注射と同じくらいの効果があります。
副作用と施術リスク
問題になるような副作用は報告されておらず、安全性の高い治療法です。ただし、献血を
行っている方はこの治療が受ける事ができず、注射部位の疼痛や硬結、過敏症(発熱、発
疹、皮膚のかゆみなど)などの副作用が起こることがあります。