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筋年齢の検査

あなたの筋年齢は何歳?

日常生活では、40歳を越えると、筋肉の萎縮は年間1%の割合で進行すると言われており、その結果70歳を超えると筋肉量は最盛期の3~4割は衰えてしまいます。寝たきりの原因を考えると筋肉の衰えは大変重要な問題です。

自動車での移動は身体にとって良いことずくめではありません。
女性はとくに男性よりもともとの筋肉量が少ないので、男性と同じ割合で筋肉量が減ってしまうと、筋肉はかなり落ち込み、寝たきりになる限界の筋肉量になる確率は高くなります。
もしも転倒や病気など、何かのきっかけで一度寝たきり状態になってしまうと、筋肉の萎縮は2日で1%と加速度的に悪化してしまいます。
このような事態に陥るのは70歳、80歳かもしれません。
そうなってからでは遅いのです。30、40歳代のころから防ぐための努力をすることが大切です。

筋肉年齢を測定しましょう。

アンチエイジングドックでは握力などの筋力測定と身体に微弱電流を流して電気抵抗の変動から筋肉量を測定し、その結果から筋年齢を評価します。
現在の日本人の中で何歳くらいの平均に相当するかを表しています。
簡単な目安を表にしたので参考にしてください。それぞれの項目のうち一番成績が悪いものがあなたの筋年齢になります。

筋年齢 30歳 35歳 40歳 45歳 50歳 55歳 60歳 65歳 70歳
腕立て 40回 35回 30回 25回 20回 10回 5回 2回 1回以下
腹筋 40回 35回 30回 25回 20回 10回 5回 3回 1回以下
懸垂 10回 8回 5回 3回 2回 1回以下

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握力(男) 35kg 33kg 30kg 28kg 26kg 24kg 22kg 20kg 18kg以下
握力(女) 28kg 26kg 24kg 22kg 20kg 19kg 18kg 17kg 16kg

筋年齢とは

筋肉は生活環境や年齢と共に使わなくなってきます。
筋年齢とは年齢相当の筋肉があるかどうかを調べ、もし衰えていたら回復のリハビリを行います。
筋年齢のチェックは、身長、体重、腹囲を測ります。
そして握力を測ります。

年齢とともに筋肉の鍛え方を変える

年齢とともに筋肉の性質が変わります。
言い方を変えると「筋肉の動き」は年齢とともに変わります。
疲労や神経系などが年齢とともに絡んでいるために起きると思われます。

筋肉の性質が年齢とともに変化するという事は、年齢とともに筋肉の鍛え方を変えなければならないということを意味しています。

筋力が強くなると若返る

筋肉を保つとほかの部位の若さ度や老化危険因子にさまざまな良い効果があらわれます。
運動時に筋肉から放出される乳酸やアデノシンニリン酸(ADP)などの疲労物質は、脳にある下垂体という器官を刺激して、成長ホルモン分泌を促します。これは若さと健康を保つホルモンで、ホルモン年齢の若返りをもたらします。
筋肉から分泌される血管増生因子(ミオトニン)は血管年齢の若返りに作用します。
骨や関節は筋肉によって守られているので、転んでも骨折しにくくなります。

筋肉負荷トレーニングを行うと睡眠の質が高まり、ストレスによる心身ダメージから守ります。
これは心身ストレスの対策になり、神経年齢の若さを保ちます。

代謝の面からは、太りにくい身体になります。筋肉から分泌されるミオカインという物質が脂質代謝を改善し、脂肪分解を助け、肥満の是正と予防にも、メタボリックシンドローム対策にも筋力増強が大切であることが分かっています。
このように筋年齢の若返りは生活の質(QOL)を向上させてくれます。

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